コラム一覧へ

2020年3月13日

自転車全日本王者 増田成幸が語るインタビュー後編
着心地のよいビブショーツ

全日本チャンピオン増田選手(宇都宮ブリッツェン)

全く新しいビブショーツ〈フィッタブルパンツ〉と出会う

「パッドが浮いている、今まで見たことのない作りにびっくりしました。僕が知る限り、この構造を生み出したのはルコックが初めてだと思います」

ルコック着心地のよいビブショーツ
増田選手着用フィッタブルパンツ Fit-able Pants Short Bib (QCMPGD30)

そう語る増田選手が手にとるのは、ルコックスポルティフの新作ビブショーツ〈フィッタブルパンツ〉だ。ルコックスポルティフは、増田が所属するチーム「宇都宮ブリッツェン」の公式ウェアサプライヤーを務めている。しかし、この全く新しいスタイルのビブショーツはまだレースウェアとしては供給されていない。チームの選手たちには、先んじてトレーニングウェアとして2019年の春から着用してもらっている。

「新しい使い心地でした。使い始めたのは骨折からのリハビリ時期で、低酸素室で大汗をかきながらペダリングをずっと続けていても、お尻が痛くならずパッドの性能の良さを感じました」

ルコックフィッタブルパンツ Fit-able Pants Short Bib
フィッタブルパンツ Fit-able Pants Short Bib (QCMPGD30)

〈フィッタブルパンツ〉最大の特徴は、パッドがショーツの生地に縫い付けられていないハンモック構造だ。ダンシングで漕ぐライダーの体の動きにパッドが追随して、密着する。これにより、パッドの縫い目と地肌が擦れることによるトラブルが起きにくい。

「自転車ロードレースは一回のレースで何千回あるいは何万回もペダリングします。その繰り返し運動の中でパッドのフィットがちょっとでもずれていると、接触している股の部分にトラブルが起こりやすくなるため、擦れにくいビブショーツを選ぶことは、毎日走らなきゃいけないレーサーにとって、必要不可欠なんです。」

ハンモック構造によって体に密着したところで、そもそもパッドの性能が優れていなければ、増田選手のようなプロライダーが使える製品にはならない。プロとして15シーズン目を迎えた増田選手は、数え切れないほどのビブショーツを履いてきた。パッドに要求する性能も必然的に高くなる。

ルコックフィッタブルパンツ Fit-able Pants Short Bib
フィッタブルパンツ Fit-able Pants Short Bib (QCMPGD30)

「この〈フィッタブルパンツ〉のパッドはすごくいいですね。低酸素室でのトレーニングはずっとシッティングで漕ぎ続けるという、お尻には過酷なライドでしたが、痛くなりませんでしたから。

この日のインタビューを通じて、さかんにパッドの性能の良さを口にしていた増田選手。プロライダーとして妥協のできない箇所であるからこそ、自分が納得できたッドへの賛辞を惜しまない。そんな増田選手も認めたパッドをハンモック構造で仕立てた〈フィッタブルパンツ〉は、どんな走りをするライダーに適しているのだろうか。

「立ち漕ぎした時にパッドがついてくるので、サドルから腰を上げたり下ろしたりを繰り返す乗り方には向いていると思います。また、パッドの性能がいいので、例えばサイクリングロードを長時間走るような、シッティングがメインの人にもオススメしたいですね。」

ルコックフィッタブルパンツ着用の増田選手
フィッタブルパンツ Fit-able Pants Short Bib (QCMPGD30)
サイクリングウェア 3D JERSEY 3.0 (QCMPGA40)

さらに、〈フィッタブルパンツ〉のハンモック構造は思わぬ外観上の効果も生んだ。

パッドの縫い目が表に出ないため、後ろから見た時にすっきりとした見た目になる。パッドの縫い目は時として「猿のお尻」のように悪目立ちすることがあるが、〈フィッタブルパンツ〉ならそんな心配もご無用というわけだ。

(当社従来比)高性能なパッドを搭載したフィット感の高いビブショーツながら、グループライドに出かけてもスタイリッシュでいられるのは嬉しい。

体に追随するパッドに加え、増田選手が驚いたのはそのフィット感の良さだという。〈フィッタブルパンツ〉全体の作りが、着心地の良さを生み出していることを指摘してくれた。

「パッドの厚みもいい感じでしたが、太もも外側の生地のフィット感もすごく良かったです。ここが硬いと深い前傾姿勢をとった時にペダリングの妨げになってしまいます。肩紐(ビブ)の張りもちょうどいい感じでした。ここが緩くていいことはありませんから。着心地のよいビブショーツに仕上がっていると思います。」

ビブショーツでは、ついパッドに目が行きがち。〈フィッタブルパンツ〉のような、新しいパッドの構造を持つ製品ならなおのことだ。しかし、経験豊富なレーサーである増田選手は、パッド以外の箇所の作りの良さに気づいていた。

細部にまでこだわって作られ、ビブショーツ全体が高いフィット感をもつことで、パッドそのものの良さや新機軸の構造がさらに活きてくる。

ルコックフィッタブルパンツ着用の増田成幸選手

「こういう新しいもの作りにチャレンジするのは本当に大事なことだと思います。より快適な製品を生み出していけるなら、どんどんやるべきですね。面白い挑戦です。」

苦境に負けず挑戦を続けてきた増田選手と、ルコックスポルティフのモノ作りにおける挑戦の姿勢が交錯した瞬間だった。

※フィッタブルパンツのコメントは着用による個人の感想です。

ルコックスポルティフサイクリングおすすめ商品

<プロフィール>

増田成幸選手
1983年生まれ。宇都宮ブリッツェン所属のプロロードレーサー。高出力を長時間維持する走りに優れ、日本屈指のヒルクライマーであるとともに2019年個人タイムトライアルでは全日本チャンピオンに輝いた。

コラム一覧へ