2020.03.30
15歳のころから寮生活をして、プロに入ってからも色々な人、様々な国の人と生活してきた中で、成長できたと思います。自分に合わない人も必ずいますけど、自分は同じことをやらないようにしようとか、先輩の良いところを真似してみようとか。
僕はピッチャーとバッターどちらかに絞らずにやっていることで、狙える賞が明確にあるわけではないので、難しいところではありますね。だからこそ、自分の「投げる・打つ」を高めていきたい。そういう中で、「ツーウェイ・プレーヤー」という枠ができたことはありがたいですね。将来的にそのようなポジションが選択肢の一つとして広がっていくかどうかは、僕次第みたいなところもあると思っています。
もし野球を選んでくれたら嬉しいですね。でも、楽しんでやってくれたらどんなスポーツでもいいと思います。
基本は投げるときですね。肩に圧力がかかっていると、自分の感覚が少しずれてくることもあるので。特にシーズン通してだと何百、何千と投げるので、なるべく小さなストレスもなくして、気持ちよく、技術を上げていきたいなと。
腕も上がりやすいですし、まだ実際に試合では着て投げてないですけど、(脇の部分を切ったデザインは)肩が引っかかるストレスを解消するのに役に立つと思います。特に投げるときに役立ちそうですね。投げるのはやっぱり神経を使うので。生地の伸びも良いですね。発汗性も良いですし、軽いですし。ほぼオールシーズンいけると思います。
そうですね。普通のアンダーシャツでもできなくはないところを、もっと良くしようという思いで『RELAXFIT SHIRT』を開発したりとか、もっと良いものを探すことが次につながっていくと思っています。僕も調子がよくても「もっと良くならないかな」と探すこと自体が次に繋がって、(そのときを)超える成功があったりする。どんどん試していく姿勢が、大事なのではないかなと思います。
投げるときはしますね、でも打つときは緊張したことないです、ほぼ。投げるのはそのピッチャーのせいで試合が終わったりするので。バッターは初回で失敗しても守備で取り返したりとか、次のチャンスで挽回できたりするけれど、ピッチャーはそのピッチャーのせい・おかげになってしまうので、その重要性を感じると緊張します。
緊張しないようにしようとするとうまくいかないので、緊張している分だけ「今日の試合ではどのような発見があるのかな」とかプラスの要素をなるべくイメージして、“緊張”と“楽しみな気持ち”が大体五分五分で釣り合っていると、良い精神状態で試合に臨めると思っています。試合前は、この状態に持っていけるように調整します。
僕はトレーニングが好きなので、それがリラックスになっているというのはあると思います。やらないとモヤモヤしますね。罪悪感じゃないですけど、やるべきだったのにやらなかったなとか。あとは、自分の自転車でどこかに行くのにハマってます。今までママチャリしか乗ったことなかったんですけど(笑)、トレーニングとして良い自転車を買って、楽しんでます。
一通りのインタビューを終えて、最後は「大谷選手から頂いたコメントを踏まえて、
デサントはこれからもより良い商品を開発していく」というデサントの言葉に「よろしくお願いします!」と答えてくれました。