2003 年に誕生し、イングランド北西部にある「レイク・ディストリクト(湖水地方)」の山岳地帯を本拠地とするイノヴェイト(INOV8)は、 野心的(Ambitious)かつ革新的(Innovative)なオフロードシューズブランドです。
アスリートをサポートする先駆的な製品とイノベーションにより、より充実したスポーツ体験を通じて、世界中の人々の心身の健康を高めることを目指しています。
「RUN」、「HIKE」、「GYM」の3つのカテゴリーにおいて、私たちは「自然がすべてを知っている」という信念のもと、過剰または不足の設計は行いません。当社の製品とイノベーションは、「フロー」を実現するように開発されています。フローとは、スポーツ選手があらゆる障害がなくなり、達成感だけが残る心の状態と感覚のことです。これにより、すべてのスポーツ愛好家は、より速く、より長く走れるようになります。
私たちは、より充実したスポーツ体験を実現するために、身体と環境の正確なバランスを実現する意図的な設計決定を行います。
20年以上にわたり、私たちは先頭に立って多くの名誉ある賞を受賞してきました。 私たちは、この湖水地方を誇りを持って本拠地、テスト場、そしてデザイン センターと呼んでいます。
2024 年にイノヴェイト(INOV8)は新しいロゴを立ち上げ、私たちの過去、現在、そして未来を象徴する新鮮なアイデンティティを示しました。新しいTalon(タロン)ロゴもその 1 つです。
鳥が爪(タロン)を使って表面を掴み、コントロールとバランス感覚を生み出すのと同じように、私たちの爪(タロン)も同じことを象徴し、2003 年以来の当社のフットウェアの誇り高い「シューズが足をコントロールするのではなく、足がシューズをコントロールする。」というデザイン理念を表現しています。
しかし、それだけではなく、私たちは、すべての人々が「フロー」の状態になって、自身の野望を叶えるサポートを行います。そのために、イノヴェイトは必要とするものはすべて提供し、不必要なものは排除した製品の設計を目指しているのです。
世界中のスポーツ選手から信頼され、革新的な創立者ウェイン・エディのリーダーシップのもと、30 年目に向かって進んでいます。しかし、私たちのイノベーションはまだ始まったばかりです。
達成への道は野心から始まります。
野心が私たちをまだ見ぬ場所へ向けて、さらに前進させているのです。
より速く、より軽く、より強く。
自身をよりコントロールできるようになるために。
イノベーションの背景にあるのはモチベーションです。
集中すること、意図すること、執着すること
常に上を目指すこと。
それが私たちの「フロー」を見つける原動力となります。
そして、それが持続する力となっていくのです。
イノヴェイト(INOV8)の信念である「自然がすべてを知っている」に欠かせないものが「ナチュラルラン」です。
ナチュラルランとは、前足部で進む走行のことです。身体の重心が、前方に位置し走行リズムはかかと(ヒール)走行の場合に比べて速くなります。またこの走法が、怪我のリスクを減らすという事実も、最近では増えてきています。
一般にナチュラルラン走法のランナーのシューズは、クッションが少なくサポート機能も皆無で、大体において扁平な形状をしています。それは自分の足を、あたかもベアフット(裸足)であるかのように機能させるものです。しかしながら、一般のランナーが、いきなりクッションの効いたシューズから、このような扁平なシューズに履き替えたら、身体が新たなストレスを受けて怪我をしやすくなってしまうでしょう。ナチュラルランを目指すランナーは、自分のシューズを徐々に扁平なシューズに移行させていくことが必要です。
イノヴェイト(INOV8)の製品は、つま先からかかとへの高低差、クッション、サポート性を段階的に設定し、ランナーを安全にナチュラルランに導いていくことを目指します。
イノヴェイト(INOV8)の製品は、あらゆる地形に対応できるグリップ性が特長です。
ブランドのオリジンであるイギリスの丘陵地帯から南極やサハラ砂漠まで、世界中のあらゆる地形を走ってきた中で我々は一つの真実に辿り着きました。
それは「真のプロダクトはアスリートとそれを取り巻く環境の接点を追求することで生まれる」ということ。
アスリートと地形の接点にこそ我々が存在する意義があり、グリップ性の追求に終わりはないのです。
イノヴェイト(INOV8)は、2010年ノーベル物理学賞を受賞した素材「グラフェン(GRAPHENE)」をアウトソールに搭載し、グリップ力と耐久性を両立した世界初のシューズを発表しました。
このグラフェンは、鉄の200 倍の強度がありながら、曲げ伸ばし・折りたたみが可能な「地球上でもっとも薄い物質」とされる素材です。グラフェンの発見と研究によって2010年ノーベル物理学賞を受賞した2人の博士を有するイギリスのマンチェスター大学とイノヴェイトは、イギリス政府の産学協同機関を通じてグラフェンのパウダー化、そして世界で初めてスポーツシューズのアウトソールラバーにグラフェンを搭載することに成功しました。
イノヴェイトの追求している「鳥の爪(タロン)」のようなグリップ力に、この「グラフェン」が合わさることで、より革新的なグリップ力を体感できる製品が誕生したのです。