2025.06.11
イノヴェイトのHIKEカテゴリーから、長距離を歩くことを想定したミッドソール搭載の
『ROCLITE MAX GTX(ロックライト MAX GTX)』が新たに登場。
トレイルランニングシューズを展開するイノヴェイトならではのグリップ性や
天候に左右されることなく着用できるゴアテックス素材などを搭載した、
ブランドを代表とするハイキングシューズです。
タフな日帰りハイキングや数日間の冒険のためにデザインされた、
クッション性のある防水ハイキングシューズをご覧ください。
MENHIKE
ロックライト MID GTX
25.0-28.5cm
¥29,700(tax in)
MENHIKENEWカラー
ロックライト MID GTX
25.0-28.5cm
¥29,700(tax in)
WOMENHIKE
ロックライト MID GTX
23.0-24.5cm
¥29,700(tax in)
WOMENHIKENEWカラー
ロックライト MID GTX
23.0-24.5cm
¥29,700(tax in)
MENHIKE
ロックライト GTX
25.0-28.5cm
¥27,500(tax in)
MENHIKE
ロックライト GTX
25.0-28.5cm
¥27,500(tax in)
WOMENHIKE
ロックライト GTX
23.0-24.5cm
¥27,500(tax in)
ROCLITEは初期モデルを2007年にローンチして以来、19年間ラインナップされており、INOV8の中で最も歴史のあるモデルです。
2024年にリニューアルをした、新しいROCLITEのデザインの裏側をご紹介します。
アップデート箇所は?
今までのROCLITEの特徴である、アウトソールのブロック状のラグデザインはできるだけ変更せず、濡れた路面でのグリップ力を高めるため「ファセット(多面カット)」を追加しました。
車や自転車のタイヤと同じように細かい溝があり、水をより効率的に分散させ、残りの表面の接地面積を増やすことができる設計で濡れた地面でもグリップ力を発揮します。
また、細かな溝はラグに柔軟性を持たせ、地面に合わせて接地が可能になります。
インスピレーションはどこから?
形状のインスピレーションとなったのは、山岳地帯に生息する「山羊の蹄」でした。
偶蹄類の動物は指の様な器用さを持っており、硬い外殻と柔らかい内側のパッドを併せ持つ蹄は、不安定な岩場でも抜群のトラクションを発揮します。
グリップ力へのこだわり
つま先部分のラグを小さくすることで、地面への食い込みを高め、プッシュオフの段階でグリップ力を高めることができます。
また、私たちは水の拡散についても研究を重ねており、水の排水性は横方向よりも縦方向の方が効率的だとする研究結果の元、スプリット・デザイン(ラグが二つに別れたデザイン)は濡れた岩の上でも優れたグリップ力を発揮するよう考慮されています。
さらに、新しいラストは、より自然で解剖学的なフィット感を実現し、足を包み込むと同時に、前足部に指を広げるために必要なスペースを確保でき、足で地面を捉えることがより可能になりました。
新しいミッドソールは以前のものより少し厚くなり、さらに、INOV8独自のインソール『Boomerang Footbed』も導入しました。
高反発のETPU素材(※1)で作られているため、重量は多少増えましたが、足元はクッション性が向上しています。
※1
Engineering Thermoplastic Polyurethane Elastomer:熱可塑性ポリウレタンエラストマーの略。主にランニングシューズやヨガマット、サドルなどのクッション材として使われる。
リニューアルするにあたり、ブランドの新しい方向性を反映したデザイン美学を開発しました。
ミッドソールのデザインは、バイオモルフィズム(※2)が主要なインスピレーションとなりました。具体的には、筋肉の構造や葉脈から着想を得ています。
アッパーのデザインは、より実用的なアプローチを選びました。特に、中足部の『MET-CRADLE(※3)』を強調し、しっかりとしたフィット感を提供することを視覚化しています。
※2
ギリシャ語の「bio(生命)」と「morphe(形態)」に由来する言葉で、植物や生物、人体解剖学などの構造を模倣または参考にすることで、デザインにおいて新しい表現や機能を創造すること
※3
シューズの内側にある成型サポート構造のことで、強度の高い動きの際に、中足部に安定性とサポートを提供するように設計されている。
シューズ内での足の横方向の動きを最小限に抑え、より確実で安定したフィット感を実現する。