そのデザインは、パリの空気から生まれる。
LANVIN SPORTのものづくりは、毎シーズン、パリのアトリエからはじまります。その際に日本へ届けられる「テンダンス」という資料には、パリのデザインチームが作り上げた、そのシーズンのテーマや、デザインイメージが記されています。これは言わば、今のパリの空気を凝縮した、“モードのかけらたち”。
これをもとに、日本のデザインチームが行うのは、本国のエスプリを大切にしながら日本のゴルフシーンを踏まえた上での、デザインのさらなる具現化。美しい色彩や造形、詩的な言葉からインスピレーションを膨らませ、それをカタチにする。さらにそのデザインを、パリのチームとのやり取りを通して磨いていく。ここで大切なのは、LANVINらしい「遊びごころ」と「上質感」があるかどうか、ということ。その共通のゴールを目指すこのやり取りは、両国のチームが、お互いに納得できるまで続けられます。
毎シーズン、新しい遊びのスタイルを提案しながらも、変わらずにクチュールメゾンの精神を持ち続ける。そんなLANVIN SPORTのアイテムは、パリと日本、それぞれのチームの異なる視点と、お互いへのリスペクトによって、生み出されるのです。