2025.04.09
ベースボールのあらゆる局面でパフォーマンスに直接影響するパンツは、
プロ野球選手にとって重要なアイテム。
横浜DeNAベイスターズの伊藤光選手は、18年間のプロ生活の中でその重要性を実感したと語ります。
より質の高いプレーと結果を追い求める中で、伊藤選手が確信したデサントのパンツの大きなアドバンテージと、
そこに秘められた思い入れを紐解きます。
選手たちのフィードバックが
活きたプロダクト
デサントは70年以上に及ぶベースボール用品の開発・供給の中で、何度もアップデートを繰り返して来ました。特にパンツは、野球において攻守のあらゆる場面で重要な役割を担うもの。ハードな運動にも耐えうるタフさと動きやすさを両立させるため、素材は、デサントの厳しい耐久基準をクリアした生地を使用。ストレッチ性を追求した生地は、体に無理なく添いつつ、プレーの自由度も高めてくれます。プロからアマチュアまで、多くの選手が実際に使用し、そこから得られた意見や知見を反映したパンツは、パフォーマンスや安心感を大切にするベースボールプレイヤーにとって最適なウェアです。
走塁や守備などで走る際にはもちろん、様々なアクションに対応することが求められる野球用パンツ。その快適さと安心感は、プレーに集中するための大切な鍵となります。
伊藤選手の多様なトレーニングにも
しっかりと対応する機能性
奄美大島で行われたベイスターズの春季キャンプに臨んだ伊藤選手がトレーニング時に実際にはいていたのもデサントの野球用パンツ。バッティングやキャッチボールと行った全体練習はもちろん、キャッチャーである伊藤選手は守備のトレーニングではしゃがみと立ちを素早く切り替えるため、パンツのストレッチ性が本領を発揮します。伊藤選手は個別メニューでランニングも積極的に組み込んでいて、ランニング時にもストレスフリーで集中を途切れさせないことは、パンツの必須条件です。
伊藤選手は専用に採寸して制作されたフルレングスタイプを愛用。足掛けのゴムがあり、キャッチャーの捕球姿勢のしゃがみでも足首が露出しにくいバランスです。
UNIFIT PANTSはこちらかつての憧れと
野球用パンツに求めるもの
プロである以前に、幼少期から野球に傾倒してきた伊藤選手にとって野球用のパンツは慣れ親しんだもの。それだけに、その個性や良し悪しについては人一倍敏感です。10代の頃にはすでに機能面はもちろん、スタイルの象徴としても意識的にパンツを選んでいたと語ります。ベテランのプロ野球選手でもあり、洒落者としても知られる彼が、デサントのパンツをはき続ける理由とは?
横浜ベイスターズ
伊藤 光(いとう ひかる)
1989年生まれ、愛知県出身。右投げ右打ち。中学時代からキャッチャーとして頭角を表しはじめ、明徳義塾高校在籍時の2007年、高校生ドラフト3巡目でオリックスに入団。2014年にはベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝いている。2018年にトレードでDeNAへ移籍、昨年度のチーム日本一にも貢献した。
ーこのキャンプでは実際にシルエットについてデサントチームと意見交換されている一場面もありましたが、
伊藤選手が野球用のパンツに求めることはどんなものですか?
伊藤:キャッチャーはしゃがむことが基本のポジションなので、どうしても気になるのは座ったときの膝辺りですかね、膝の引っかかりが結構気になっちゃうんです。だから自分用のパンツは普通よりもその辺をちょっと緩めにしてもらっています。伸び縮みしやすいことも大事ですね。
ーやっぱり伸びにくいものだとストレスフルなんですか?
伊藤:そうですね。座った状態からまた体でボールを止めるっていう動きに繋がったり、いろんな動きが座った状態の中でもあるので、やっぱり膝のあたりが支点かなと思います。本当はもっとぴったりしたものを着たいんですけど、それだとやっぱ動きに制限かかってしまう気がするので、自分の中で程よくフィット感があるぐらいの感じにしています。丈はちょっと長めですね。そうすればしゃがんだときに突っ張らないので、そこはこだわってますね。デサントのパンツはしっかり伸びるので、結構ぴったりしたスタイルではいている選手が本当に多いですね。プレイする上で全然ストレスなく動けますし、自分もそうなので。
ー少し懐かしい話になるかもしれませんが、
伊藤選手が意識的にパンツを選ぶようになったときのことを聞かせていただけますか?
伊藤:少年時代って、パンツもやっぱプロ野球選手に憧れて、真似したいじゃないですか。それで、スパイクの裏に引っ掛けるこのタイプのパンツはずっと着たいなって思ってましたね。ストッキングを見せなきゃいけないオールドスタイルでやらなきゃいけなかったりするから、なかなかはけなかったんですけど。それでも自由時間ではなるべくパンツを伸ばして“真似したいな”っていうのは子供ながらにめちゃくちゃ思ってた記憶があります(笑)。
―微笑ましいエピソードですね(笑)。
伊藤:僕は愛知出身で、その頃はもうイチローさんが全盛期で。みんなの目標で、みんな真似してるみたいな感じでした。当時はもう長いパンツスタイルが流行り始めた頃だったのかな。だから、そういう感じでみんな真似してましたね。
ーもちろんプロは毎回1番いい状態のパンツを着られるわけですけど、
少年時代はそうもいかないですもんね。
伊藤:はい。ぴったりしたパンツはみんなの好みになると思うんですけど、小学校、中学校、高校、大学と年齢重ねていっていくと、みんな格好よく着ようとして自分の足に合った、本当にギリギリ攻めてるぐらいのタイトさのパンツを履くようになりましたね。高校時代に僕も経験がありますし。
ーやっぱり鍛えた体にフィットしていると格好いいですよね。
デサントのパンツの伸縮性だとそれが叶うんですか?
伊藤:そうですね。どの選手も必ず膝を曲げたり、腰を落とした体勢って絶対つくると思うんす。スライディングもたくさんするし。それで、デサントのパンツはどんどんはき込んで汚れていっても、その機能が落ちないっていうのがすごくいいなって思います。
ー耐久性の部分で、ずっとはき続けているうちにダメに
なってしまったパンツもあったりしたんでしょうか?
伊藤:そうですね。多分、飛び込むこと、ヘッドスライディングとかが多かったんで、膝が破れるとかより、ベルトループの下らへんがちぎれちゃったりしていたのは覚えてます。これがちぎれちゃってると、膝が破れてるより結構スタイル的なダメージがでかいんです(笑)。
ーそんなところが壊れるんですね!?
伊藤:僕も昔は内野とかを守ってたタイプの選手なので、シートノックとかで左右に飛び込んだりしてたので。自分の癖なのか、塁に帰る練習では結構右の腰が地面に付くんで、そこがよく切れて、自分で縫ってた記憶がありますね。
ーやっぱり耐久性は重要なんですね。
伊藤選手は少年時代にもデサントのパンツをはかれることはあったんですか?
伊藤:チームウェアがデサントだったので、チームみんなではいてましたよ。プロに入ってからはチームのアパレルがデサントでしたしね。ベイスターズもそうですし、以前オリックスにいたときも、チームアパレルがデサントだったんで、ずっとお世話になってる感じです。
ーちなみにデサントチームにこういうパンツやウェアが欲しいというようなリクエストがあれば、
聞かせていただけますか?
伊藤:なんだろう…。現状、不満がまったくないんで。あ、僕はモノトーンが好きでよく着るんですけど、黒いウエアに黒いデサントマークっていうバランスがめっちゃ好きです。これは完全に個人のこだわりなんですけど(笑)。野球やトレーニングをするときは青色着ると“自分はベイスターズの選手としてやれるんだ”なみたいな気持ちになるので。
ーやっぱりウェア選びもそういうモチベーションにつながっていくんですね。
伊藤:はい。デサントのパンツをはくと、“今日もやるか!”っていう感じになりますね。それはすごく大事だし、みんなにもそういうウェアを着てほしいなって、思いますね。