close up CRÊTE new collection

2023.03.22

ABOUT

昨年、実用性を備え、サスティナビリティにも根差すニューモデルとしてデビューした“CRÊTE”。
そのCRÊTEの2023年のニューラインナップは、
昨年と同じくルコックスポルティフを代表するシューズ“MONTPELLIER”をアレンジした“CRÊTE MONTPELLIER”と、
ランニングシューズのフォルムでファッション性も高い“LCS R”を上品なカラーリングで仕上げた“CRÊTE LCS R 700 Z1”の2モデル。
2023年春夏シーズンのデザインテーマに、フランスの昔ながらの田園風景からインスピレーションを得た「フレンチカントリーサイド」を掲げ、フランス人デザイナーを起用し、古き良きフランスの風景を落とし込んだデザインとなっている。
今回は、CRÊTEの最新2モデルをスタイリングに組み込んだフォトシューティングに加え、
ダンボールを素材にコラージュ作品を制作し、国内外で活躍する儀間朝龍氏によるCRÊTEの作品にもフォーカスを当てたい。

STYLING

STYLE 01

エレガントなセットアップと
“CRÊTE LCS R 700 Z1”の
カラーリングを同調させた大人な装い

厚めのソールでボリュームのある“CRÊTE LCS R 700 Z1”は、ブラウンのグラデーションが大人っぽい印象。
あえてジャケットに太めのパンツのセットアップを合わせて、ハズしの美学をメンズ、ウィメンズそれそれで表現したスタイリング。

スーツにシャツといったフォーマルな装いを足元のスニーカーでハズす。
全身でカラートーンが統一されているので、洗練された印象に。

1990年代に誕生したランニングシューズ「LCS R」シリーズに、
フレンチカントリーサイドの“夜明け”をイメージしたカラーリングをアッパーデザインに落とし込んだモデル。
曲線で表現した「大地」から浮かび上がる「太陽」や、ブランドの象徴である「鶏」、
フランスらしいカラーリングの「トリコロール」を各パーツの素材と色で表現。

ウィメンズはジレも入った3ピースにLCS Rを合わせたコーデ。
CRÊTE LCS R 700 Z1のほど良い存在感がスタイリングに足元から深みを感じさせる。

STYLE 02

季節感を意識したスタイリングには
“CRÊTE MONTPELLIER”のスマートさが調和する

メンズのショートパンツや、ウィメンズの軽い素材のワンピースは春夏のキーアイテム。
それらを活かすのがスマートなシルエットの“CRÊTE MONTPELLIER”。
コーデが緩くなりすぎないよう、上品な面持ちのシューズで全体を引き締めたスタイルサンプル。

アクティブなショートパンツに、トレンドであるハーフジップの
プルオーバージャケットを合わせた最旬スタイルを彩るCRÊTE MONTPELLIER。

ホワイトを基調としたフランスらしい配色のトリコロールと、フレンチカントリーサイドの“大地”をイメージしたカラーで構成したデザイン。
ナイロンをメインとした軽量な素材を採用し、ラストはつま先部分に上向きに角度を付けることで、よりスポーティーなスタイルに。
シュータンにはアーカイブの要素を落とし込みながら通気性を考慮した、特徴的なデザインのエアロトップを採用。

抜け感のあるホワイトのワンピースにジャケットを羽織った大人のコーデ。
アクセサリーと同じようにCRÊTE MONTPELLIERでスタイリングに華をそえる。

ART WORK

コラージュアーティスト“儀間朝龍”と“CRÊTE”が邂逅し、芸術の世界へといざなう

今回のCRÊTEのリリースを記念して、2モデルをモチーフとしたアート作品を手がけたのは、POP COLLAGEというシリーズで制作を続けるダンボールアーティストの儀間朝龍。
廃ダンボールを作品の素材とし、“流通”と“消費”をテーマとする氏のアイデンティティは、サスティナブルな素材を用いたCRÊTEシリーズとも大きくリンクする。
“CRÊTE LCS R 700 Z1”と“CRÊTE MONTPELLIER”は儀間氏の手法、そして世界観によってどう表現されたのか、しっかりと見てほしい。

PROFILE

儀間朝龍（ぎま・ともたつ）

“流通”と“消費”をテーマに、廃ダンボールを素材にコラージュ制作するアーティスト。アメリカンカルチャーやスニーカーシリーズ、レコードなど、身近な物がモチーフとし、展覧会を中心に発表を行うが、国内外問わず雑誌表紙や広告制作などにも作品を提供。製作の様子などを公開しているInstagramもぜひチェックしてほしい。

@tomotatsu_gima