2023.02.14
設立140周年という記念すべき年を迎えたルコックスポルティフ。 ロードレース、ゴルフ、サッカー…など、さまざまなスポーツに起源を持つ ブランドとして知られるが、テニスとの関係性は古くまで遡ることができる。 テニスのコートシューズが進化し、タウンユースモデルとして ファッションシーンともリンクする『LA ROLAND』の歴史について触れてみたい。
設立140周年という記念すべき年を迎えた
ルコックスポルティフ。
ロードレース、ゴルフ、サッカー…など、
さまざまなスポーツに起源を持つ
ブランドとして知られるが、
テニスとの関係性は古くまで遡ることができる。
テニスのコートシューズが進化し、
タウンユースモデルとしてファッション
シーンともリンクする『LA ROLAND』
の歴史について触れてみたい。
1980年にルコックスポルティフのシューズとして初めて発売された『CLASSIC SOFT』。テニスのために開発されたシューズには、ルコックスポルティフのアイコン、雄鶏のロゴがあしらわれ、ここからさまざまなスポーツシューズを生み出すことになる。
世界テニス4大大会で男子シングルスを制覇した伝説のテニスプレイヤーが、ルコックスポルティフと契約を交わし、1980年代前半からシグネイチャーモデルをリリースし続けた。クレーコートでもハードコートでもプレー可能としたコートシューズ。
テニスで必要とされる機能性と、選手個人の要望を取り入れ、軽量性、快適性、柔軟性を重視したモデルとなった。
軽量で柔らかい天然皮革をアッパーに用い、水平方向の安定性を向上させるソールのモールドラバーはコート上で力強いフットワークを可能にさせた。
シュータンに通気性のためのベンチレーション機能を搭載したモデルも登場し、アスリート仕様を決定づけるシューズとなった。
2010年初頭からルコックスポルティフを象徴するモデルとして復刻を果たした伝説的テニスプレイヤーのシグネチャーモデルは、スニーカー愛好家やファッションアディクトたちの足元に花を添えるシューズへと変貌を遂げていく。
ルコックスポルティフが展開してきた歴史的コートシューズの血統を引き継ぎながら、ラスト感の見直しや軽量性、フィット感にもこだわった『LA ROLAND』は、多種多様なスタイルとのマッチングを可能にした珠玉の1足だ。