【イベントレポート】CLUB DESCENTE 本多灯選手 スペシャルイベントを実施
2024/09/13

2024年8月26日(月)東京都豊島区にある南長崎スポーツセンターにて「本多灯選手スペシャルイベント」を開催。
アリーナ商品を購入されたことのあるCLUB DESCENTE会員様の中から、抽選で選ばれた限定12名の方々に、「アリーナ」アドバイザリー契約の競泳五輪日本代表の本多灯(ほんだともる)選手による特別なスイムクリニックを受けていただきました。

【イベント内容】
今回のイベントでは、本多選手自身が行っているバタフライの基礎練習を中心に、スイムクリニックを行いました。
参加者の皆様から募集した『本多選手に教わりたいこと』の中から、「どうしたら速く泳げるのか」などについて、本多選手に解説いただくとともに、参加者への個別指導もしていただきました。
本多選手によれば、バタフライに限らず、水泳は足でのキックと手をかくタイミングを合わせることが重要です。タイミングが合わないと、余計な水の抵抗を受けてしまいます。
当日、本多選手に教えていただいた練習方法について、大事なポイントとともに簡単にご紹介します。水の抵抗を抑える泳ぎ方を、このドリル練習で身につけましょう。
本多選手が行っているドリル練習
1.スカーリング
スカーリングとは、泳ぎの中で水を掴む感覚を養うためのドリル練習。バタフライに限らず全ての泳法に共通して、水を掴む感覚は大事なポイントです。
水を掴もうと思っても、水は崩れやすいため、肩に力が入ってしまいます。肩に力が入ると可動域が狭くなってしまうため、せっかく捉えた水がその場でしか掴めず、移動していくうちに塊がなくなってしまいます。
力は入れるのですが、うまく力を抜くことが大事です。そして目線は前を見るようにしましょう。

2.片手バタフライ
手をかく順番を、最初は右手だけ、次は左手だけ、最後は両手で行ってみましょう。片手だけの時も、できるだけ両手で泳いでいる動きに近づけるようにし、左右の違いを意識するようにしてみてください。
左右差はその日の自身の調子でも変わります。
左右のずれが少ない方が速くなりますが、体は無意識に弱い方に合わせてしまうため、合わせている方は少しブレーキがかかっている状態となり、疲れやすくなる要因の1つにもなります。
自身の左右差を頭に入れ、意識してバランスを取るようにしてみましょう。
3.キック
ただキックして進むのではなく、全身でキックを打つことをイメージして行います。水面から足が上がってしまいやすいのですが、水面から上がってしまうと水の抵抗を受けるため、できるだけ水中で蹴るように気を付けましょう。

4.バタフライ
ここまでの練習を意識しながらバタフライで泳ぎましょう。
水泳は8割が推進力です。スカーリングで推進力を得ることも大事ですが、私はキックも大事だと思っています。上半身は力が入りやすいので少し力を抜くためにも、キックで進むことを意識してみてください。
スイムクリニック後、本多選手が大事に思っていることを教えていただきました。
「速く泳ぐためには、水の抵抗を減らすことが一番大事です。自分の理想の泳ぎをしっかりイメージすること、そして、理想の泳ぎにどう近づけていくか意識してみてください。イメージがもっと広がればと思い、今日の練習メニューを組みました。私が思う大事なことをアドバイスしましたが、これからも楽しんで泳いでもらえたらと思います」(本多選手)

さらに、参加者の皆様には、本多選手よりサイン入りプルーフバッグが手渡されました。

参加者の皆様にクリニック後の感想を伺ったところ、「細かく丁寧に大事な要点を教えてもらえた」「知らなかったコツを教えてもらうことができた」「直接教わることができて嬉しかった」というお声をいただき、満足度の高さが伺えました。
さいごに
本イベントは、CLUB DESCENTE会員様に向けたイベントとして開催しました。今後も、会員様向けに様々なイベントを企画してまいります。
イベントの開催情報は会員様限定でご案内させていただいておりますので、CLUB DESCENTE会員に未登録の方は、ぜひこの機会に会員登録をお願いいたします。