スイミングアイテムの取扱い方法について
2022/11/29

▼スイミングアイテムの取扱いについて
Q:水着のお手入れ方法は?
A:水着には伸縮性に優れたポリウレタン糸を使用しているものが多くあります。ポリウレタン糸は大変デリケートでプール内の滅菌用塩素剤により劣化し強度や伸縮性が低下します。また着用後濡れたまま放置しても劣化が進みます。
<水着を着たときは>
●化粧品類(とくに日焼けオイル、ヘアカラーなど)が水着に付かないようにしてください。ゴム部分を傷めたり、生地が変色する場合があります。
●すべり台などの使用は、摩擦熱で生地を傷めることがあるので、注意してください。
●サウナ、ジャグジー、温泉などでの着用は、熱で生地の劣化を早めます。
●ざらざらしたプールサイドや砂などに座られる場合は、擦らないようにしてください。
<泳いだあとは>
●プールの中の塩素は、生地を傷めたり色落ちの原因になります。脱いだらできるだけ早く水道水ですすいでください。型くずれを防ぐため、しぼらずにタオルなどで十分に水気を取ってください。
●ヘアードライヤーでの乾燥はしないでください。
●車のトランクなど高温になるところには絶対に放置しないでください。
●濡れたまま長時間放置しないでください。
<洗濯するときは>
●洗濯は洗濯用洗剤で軽く押し洗いしてから十分にすすいでください。干すときは形をととのえ、必ず直射日光のあたらないところで陰干してください。
●漂白剤は絶対に使用しないでください。
●洗濯機、乾燥機、アイロンの使用はさけてください。
<収納するときは>
●防虫剤などの薬剤と接触しないように収納してください。
●パッド付き水着はカップ部分に柔らかい紙や布をつめ、型くずれしないよう収納してください。
●収納は高温多湿をお避けください。
Q:水着が劣化するとどうなりますか?
A:ポリウレタン糸が傷むと以下の状態になります。
水着には耐塩素性のあるポリウレタン糸を使用していますが、ご使用によりいずれ劣化することは避けられません。
Q:スイミングゴーグルの取扱い方法は?
A:正しいゴーグルの着脱法は以下をご確認ください。
※ご着用の前に、必ず鼻ベルトやベルトの長さを調整してください。調整が不十分な場合には水漏れが起こったり、目の周囲に圧迫感を強く感じたりすることがあります。
1 ベルトを両手で広げ、後頭部から確実にかぶせてください。この時、レンズは額に乗った状態です。
2 その後、左右のレンズを両手で持ちながら、優しく目にかぶせるように装着してください。
3 ゴーグルを外す場合には、レンズを両手で持ち上げてから、ゆっくりと額へずらしながら外してください。
※片手でレンズを持ち上げて外すと、アイクッションの脱落や、鼻ベルトの破損などが起こりやすくなりますのでお避けください。
※レンズを顔から前方向に引っ張る時に、ベルトの伸縮力で顔や目に当たってケガをする恐れがありますので充分にご注意ください。
<スイミングゴーグルご使用時の注意事項>
スイミングゴーグルは、有害な紫外線やプール水の塩素や汚れなどから目を守ることができます。また、水中で人や物などとの衝突を避けて安全に水泳を楽しむために必ず装着してください。
付属の取扱説明書をよく読んでいただき、正しくご使用ください。
●アリーナのスイミングゴーグルは、水泳専用ゴーグルです。スキューバダイビングなど潜水用での使用は危険ですのでおやめください。
●スイミングゴーグルを使用中に太陽を直接見ないでください。
●使用前には必ず各部を点検してください。スイミングゴーグルに傷や亀裂、劣化箇所がある場合には使用しないでください。
●スイミングゴーグルは、衝撃によるケガ等から目を保護するための製品ではありません。使用中の衝突や接触には充分ご注意ください。
●長時間使用中、ごくまれにアイクッションの密着によって肌に異常(かぶれ・かゆみ・赤み)が生じることがあります。その場合はただちに使用を中止してください。万一、アレルギー症状が出た場合は専門医の診断を受けてください。
Q:度付きゴーグルのレンズの選び方は?
A:度付きレンズの選び方は以下をご確認ください。
度付きレンズは、レンズ1個単位の販売です。
左右それぞれに適正な度数にあわせてお選びください。
店頭に用意されたテストレンズで、以下を参考にお選びください。
1.まず視力目安表等で両目の視力を確認してください。(3m離れた位置より検眼)
2.視力確認後、以下の表よりテストレンズを選んでください。
3.視力目安表から、3m離れた位置より「0.7~0.8」が両目で見えるレンズをお選びください。テストレンズの度数の緩いものから順(例:S-1.5→S-2.0)に試してください。
0.7~0.8が見えるレンズの中で、出来るだけ弱い度数のレンズを選んでください。
※過矯正 視力目安表が1.2まで見えるスイムグラスは、度が強すぎるため、頭痛や眼精疲労を起す場合がありますので、ご注意ください。
※近視と乱視の共用の方 弱度の乱視(C-0.50~C-0.75)の場合は、そのままご使用いただけます。中高度(C-1.00D以上)の乱視がある場合は、いくら度数の高いレンズにしても、視力目安表の0.8以上の視力は出ません。そのうち一番ラクに見えるスイムグラスをお選びください。
※コンタクトレンズ装用の方 コンタクトレンズは涙の表面張力によって角膜の前面に密着しているので、水中に入るとスイムグラス内でズレたり、失くしたりする危険がありますので、度つきスイムグラスをおすすめします。コンタクトレンズを外した直後は、瞳孔が絞られたままになっているため、適正に近い度数は正確には出ません。少なくとも1時間以上経過した後にテストレンズを使って選ぶか、医師の処方箋にて選んでください。
4.レンズ装着時には、10分~15分使用して、頭痛、目のくらみのないものが理想的です。また、支障がある場合は、眼科医にご相談ください。
5.鼻ベルトの調整により、より良い視力を得ることができます。

Q:スイミングゴーグルの選び方は?
A:自分の顔にフィットするスイミングゴーグルを選びましょう。
自分に合っていないスイミングゴーグルをお使いいただくと、目の周りに痛みを感じたり、顔との間に隙間ができて水が浸入することがあります。スイミングゴーグルを選ぶ場合には、顔の大きさだけではなく、目の周りの形状に合ったものをお選びください。鼻ベルトはほとんどのゴーグルで調整が可能ですが、大人用と子供用では異なります。対象年齢にあったゴーグルの中からお選びください。
レンズの形状はモデルによってそれぞれが異なり、全てが合うとは限りません。出来るだけ見本ゴーグルでお試しいただき、フィットするものを選んでください。
購入にあたりましては、見本ゴーグルを目に押しあてて、吸い付くようなフィット感のものをお選びください。どうしてもフィットしない場合には、レンズの片側ずつで吸い付くかを確認し、それぞれが問題ないときには、鼻ベルトのサイズを変えたり、ベルトを少し強く締め付けてゴーグルがフィットするかを確認してください。
Q:スイミングゴーグルのお手入れ方法は?
A:スイミングゴーグルのお手入れ方法について
スイミングゴーグルのレンズ内側部分には、くもり止め加工が施されています。(以下、内側面と表す)水分が内側面にいきわたると、ヌルヌルとした状態となり、くもり止め効果が表れます。ご使用の際は、内側面を水でよく濡らしてから使用していただき、お手入れや保管の際は、以下の点にご注意ください。
●内側面は大変デリケートです。キズや内側面白化の原因となりますので、タオルや爪でこする様なことは、絶対にお避けください。
●レンズの内側面に汚れが付着すると、くもりの原因となります。汚れが付着した場合は、食器洗い用洗剤(中性洗剤)を薄めた洗浄水の中ですすぎ洗いをし、その後水道水でよくすすいでください。
●洗ったら水分をよく切り、残った水分は柔らかい布や紙で軽く吸い取り、陰干しにしてください。よく乾燥させてから、温度・湿度の高くない場所で保管してください。乾燥が不十分な状態で長く保管しておくと、くもり止め性能が劣化や、カビが発生することがあります。
●スイムウェアやスイムキャップ、タオル、その他色物と長時間接触した状態で保管すると、まれに相互に色が移行することがありますのでご注意ください。
●夏場の直射日光下や車中・トランクの中、また熱源のそばやサウナ室等、極端に高温になる場所で乾燥させたり放置すると、変形したり性能劣化の恐れがありますのでご注意ください。
●変形や変色の原因となりますので、シンナーやアルコールなどの有機系溶剤を汚れ落としに使用しないでください。
●接着剤を補修などで使用すると性能が劣化する恐れがありますので、絶対に使用しないでください。
●ゴーグル各部に無理な力を加えないでください。変形したり、破損したりすることがあります。
<くもり止め液のご使用方法>
1くもり止め液を追加する前にレンズ内側についた皮脂や汚れなどを洗浄し、乾燥させてください。
2レンズの内側にくもり止め液を1~2滴落し、ボトルの先のスポンジや、指の柔らかい部分でくもり止め液をムラなく均等に伸ばしてください。
※ボトル先のスポンジは、強くこすりつけたり、硬くなった状態で使用するとレンズ面に傷がつきますのでご注意ください。
3水道水を入れた容器の中で軽くすすいでから、ご使用ください。
4ご使用後は、水道水で洗い流した後、レンズに傷がつかないように柔らかい布やスポンジ等で、水を吸わせるように水分をとってから乾燥させてください。
<くもり止め液ご使用時の注意事項>
●くもり止め液はスイミングゴーグル専用のものをお使いください。ご使用時はレンズに傷が入らないように注意し、ご使用後は必ず水道水で洗い流してから保管してください。(くもり止め液を付けたままの状態で保管しないでください。)
●使用中に万が一、肌や目に異常が生じた場合には、直ちに使用を中止し、水で十分洗い流し、専門医に相談してください。
●使用前には必ず各部を点検してください。レンズに視界を妨げるような傷や、ベルトやアイクッション部分に亀裂や傷、劣化箇所がある場合には使用しないでください。
●直射日光を避け、高温になる所や幼児の手の届く所に放置しないでください。
●ご使用の際、他のくもり止め液と併用しないでください。
Q:スイムキャップのお手入れはどうすればいいですか?
A:お手入れ方法は、スイムキャップの素材によって異なります。商品の表示で素材を確認し、下記の該当素材の取扱い方法に従ってください。
なお、キャップには素材の違いにより、以下のようなキャップがあります。
●シリコンキャップ
伸縮性のあるシリコン素材が頭にフィットし、水を通さないことから、プール水による髪の痛みを軽減します。
●2ウェイシリコンキャップ
表面にシリコン、内側に2way素材を使用し、フィット感に優れ、また着脱しやすいキャップです。
●メッシュキャップ
水抜けが良く、ハードなトレーニング中でもムレ感がなく快適なキャップです。
●テキスタイルキャップ
水着に使われているものと同様の素材のキャップです。
【取扱い方法】
ご使用後は、ゴーグル等他のゴム製品や、衣類などとの接触によって色が移る場合がありますので一緒に保管しないでください。
それぞれの取り扱いについては以下を参照ください。
●シリコンキャップの場合
ご使用後は、水道水で軽くすすぎ、キャップの表面の水分をふき取って、キャップ同士がくっつかないようにして十分に乾燥させてから保管して下さい。汚れが生じた場合は、洗剤を用いて擦らずやさしく洗って下さい。
●2ウェイシリコンキャップ、メッシュキャップ、テキスタイルキャップの場合
・素材には、水着と同様、ポリウレタン糸が使用されています。使用後は、できるだけ早く洗濯用洗剤を溶かした水溶液を用いて軽く押し洗いし、十分にすすいでから、日陰で干してください。
・洗濯機、乾燥機、漂白剤、アイロンは、絶対に使用しないでください。