Q4. デサントがウェアやギアのコンセプトとして「Design That Moves」という言葉を掲げていますが、ブランドとしてどういう印象を受けますか?
A4. 自分が仕掛けたいと思うその一瞬に対応できるシューズだったり、ウェアだったりとかって、そういう部分も整えてないと仕掛けたくても仕掛けられないということもあると思うので、そういった意味でこのシューズとか、デサントさんのウェアというのは、自分が「ここ!」って思った時に力をくれる商品だなと凄く思います。
Q5. 勝負をかける瞬間を逃さないために普段どういうトレーニングをしていますか?
A5. 心掛けてるのは、結構私は試合の時に緊張しすぎてしまうと力が出せないタイプというか、体が硬くなってしまったりするので、試合の時に集中はもちろんするんですけど、緊張しすぎないようにしようと思っています。どんな時でもいつも通り臨むことを大切にしていて、いつも通りずっとやっていることが試合でも出せたらしっかり力が出せると思うので“試合は練習で練習は試合”というのを心がけて普段から取り組むようにしてます。
Q6. モチベーションのコントロールはどうされてますか?
A6. やっぱり応援してくださる方がすごく多くて、自分のSNSの方でもコメントとかを頂いていたり、試合会場でも声をかけていただくことが多いんです。そういった応援をしてくださる方たちの期待に応えたいっていう思いがすごく強いので、「森さんの走りを見て元気をもらった」って言ってもらえるような走りをしたいなと思って頑張ってるところがモチベーションに大きく繋がってると思います。
Q7. 選手としての今後の目標を教えてください。
A7. 実は今年で31歳になりまして、競技者としての生活も残すこと僅かかなと思う中で、2023年は久しぶりに日本選手権でも表彰台に乗ることができたり、駅伝でも2度目の優勝をすることができたので、来年は表彰台からもう一つ先、一番高いところに乗りたいです。駅伝で初優勝した時はゴールドゼッケンを付けることもできなかったですし、チームとしても連覇をすることができなかったので、来年2024年はまずしっかりメンバーの6人に入ってゴールドゼッケンをつけるってことと、チームに貢献して連覇をつかみに行くというのが今の目標です。