DESCENTE × CHIKAKO MORI (SEKISUI) SPECIAL INTERVIEW Vol.2(DESCENTE RUNNING CLUB)

2024.01.19

DESCENTE × CHIKAKO MORI (SEKISUI)
SPECIAL INTERVIEW Vol.2

12月17日、DESCENTE ららぽーと豊洲店にて、一般ランナー事前申し込み参加型のランニングイベントを実施。イベントゲストとして森智香子選手(積水化学)を招き、参加ランナーはDELTAPRO TEMPOとDELTAPRO ELITEの2種類のシューズを試着し、アップからランニングまで森選手から本格的な指導を受けた。11月から始動したDESCENTE RUNNING CLUB 第2回目の当日の様子と、日本を代表する選手のトレーニングやマインドセットをレポート。

GALLERY
<第2回DESCENTE RUNNING CLUB>
日時: 12/17(Sun) 9:00-11:00 @ららぽーと豊洲店
ゲスト:森智香子選手(積水化学)

参加ランナー試着用に並んだ
DELTAPRO TEMPO / DELTAPRO ELITE

ランニングイベント

質疑応答

イベント最後にサインと記念撮影

SPECIAL INTERVIEW
森智香子選手インタビュー

Q1. 今回のDESCENTE RUNNING CLUBに参加されてみていかがでしたか?

A1. 本当に楽しかったです!
今回、普段から走られている方の参加が多かったみたいで、なかなか全体に向けたランニングイベントではできないようなペースアップができました。
最後は皆さんと競い合うような走りができたり、本当に楽しく体を動かすことができて私もすごくいい気分転換になりました。

Q2. 森選手にとっての勝負をかける一瞬はどんな時ですか?

A2. 私の場合スタートから飛び出すタイプではないので、基本的には集団の中や先頭を見ながら走っていく中で、終盤「ここから勝負できる」って思った残りの距離から勝負を仕掛けるっていう感じなんですけど、やっぱりその一瞬にはどこで仕掛けようかなって迷う瞬間もあるんです。
でも最後に仕掛ける時は「ここだ!」って自分で決めてます。それまでやってきたことを自分が信じないと、仕掛ける時に不安な気持ちを持っていたら、それが他の選手に見えてしまって最後に抜かされたり、そういうところに繋がってしまうかもしれない。
なので、仕掛ける時は本当に自分を信じて、後悔しないように最後は追い込んで走ってるっていう感じですね。

Q3. 過去色々な大会に出場された中で、一番印象に残った瞬間はありますか?

A3. 個人のレースだと、やっぱり2017年の日本選手権で勝った時っていうのがすごく印象に残っています。その時もどこでスパートをかけるか決めてなかったんですけど、走っていく中の展開で、ラスト3周手前の水濠から一気に仕掛けて逃げていったっていう展開でした。そこから残り距離が結構あったので行けるかなって仕掛ける前に思ったんですど、その前年までずっと2位が続いていて、どうしても勝ちたいっていう気持ちがあったのと、特にその1年前の2016年に最後の直線で抜かされて逆転負けしてしまって。0.何秒の差でオリンピックを逃すっていう、すごく悔しい思いをした後だったので、迷う気持ちをスパッと切り替えて勝ち切れたっていうのが自分の中で凄くハマったと思います。

Q4. デサントがウェアやギアのコンセプトとして「Design That Moves」という言葉を掲げていますが、ブランドとしてどういう印象を受けますか?

A4.  自分が仕掛けたいと思うその一瞬に対応できるシューズだったり、ウェアだったりとかって、そういう部分も整えてないと仕掛けたくても仕掛けられないということもあると思うので、そういった意味でこのシューズとか、デサントさんのウェアというのは、自分が「ここ!」って思った時に力をくれる商品だなと凄く思います。

Q5. 勝負をかける瞬間を逃さないために普段どういうトレーニングをしていますか?

A5. 心掛けてるのは、結構私は試合の時に緊張しすぎてしまうと力が出せないタイプというか、体が硬くなってしまったりするので、試合の時に集中はもちろんするんですけど、緊張しすぎないようにしようと思っています。どんな時でもいつも通り臨むことを大切にしていて、いつも通りずっとやっていることが試合でも出せたらしっかり力が出せると思うので“試合は練習で練習は試合”というのを心がけて普段から取り組むようにしてます。

Q6. モチベーションのコントロールはどうされてますか?

A6. やっぱり応援してくださる方がすごく多くて、自分のSNSの方でもコメントとかを頂いていたり、試合会場でも声をかけていただくことが多いんです。そういった応援をしてくださる方たちの期待に応えたいっていう思いがすごく強いので、「森さんの走りを見て元気をもらった」って言ってもらえるような走りをしたいなと思って頑張ってるところがモチベーションに大きく繋がってると思います。

Q7. 選手としての今後の目標を教えてください。

A7. 実は今年で31歳になりまして、競技者としての生活も残すこと僅かかなと思う中で、2023年は久しぶりに日本選手権でも表彰台に乗ることができたり、駅伝でも2度目の優勝をすることができたので、来年は表彰台からもう一つ先、一番高いところに乗りたいです。駅伝で初優勝した時はゴールドゼッケンを付けることもできなかったですし、チームとしても連覇をすることができなかったので、来年2024年はまずしっかりメンバーの6人に入ってゴールドゼッケンをつけるってことと、チームに貢献して連覇をつかみに行くというのが今の目標です。

Q8. 今回着用されたDELTAPRO TEMPOについてのご感想はいかがですか?

A8. 実は私も普段のジョギングでずっと使用させていただいてます。初めて履いた時はどんなシューズかよく分からなかったのでとりあえず試しにっていう感じで履いていたんですけど、その一回ですごくフィットしたというかハマってですね。分厚さもちょうどいいというか、柔らかすぎると一瞬沈み込むので、私みたいにピッチ走法の選手だとちょっと蹴りが遅れるんです。自分の返したいタイミングで返ってこないということがあるので。でもこのシューズはそういったことがなくて、しっかり足に優しい厚底感で前に進む形になっているので、自分で頑張らなくても自然と前に体重をかけただけでシューズが前に運んでくれる、そういう部分があります。不整地とかだと結構グラグラしやすいんですけど、横が広がってるからその安定性も凄くてしっかり真っすぐ前に持っていってくれるので、本当に結構お気に入りのシューズでずっと使わせてもらってます。

Q9. どういう人におすすめのシューズですか?

A9. 歩幅を広げてストライドで走る方にとっても足を前に出しやすい靴だと思いますし、私みたいに回転を速めたり、ピッチ走法の人もシューズに走り方を合わさなきゃいけないなと感じてる方もいると思うんですけど、このシューズは本当に自分が走りたいタイミングで(足が)返ってくるシューズなので、ストライドの方でもピッチの方でもすごくオススメです。

Q10. 今回着用されたヒートナビランニングジャケットはいかがでしたか?

A10. 初めて着たんですけどすごく軽いです。やっぱり冬って寒さ対策で分厚くなってくるので、結構重くなってきたりして走っている時に動きづらかったりするんですけど、このウェアはそういうことを気にすることなく本当に軽くて暖かいっていうのがすごくいいなと感じました。

Q11. 最後に、ファンへのメッセージをいただけますか?

A11. 皆さん、本当にたくさんの応援ありがとうございます。いつも試合などでもたくさん応援していただいて、キツいところでも皆さんの声がすごく力になっているので、私も皆さんに応援していただいている分、走りで皆さんに元気だったり勇気を与えられるようにこれからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。

NEXT EVENT

第3回DESCENTE RUNNING CLUB

日時: 1/28(Sun)9:00-11:30(受付時間 8:15~8:30)ららぽーと豊洲
ゲスト:塩尻 和也選手(富士通)

イベント概要
豊洲ぐるり公園内にて、グループランでJog1km+ペースUP1km。その後、15分程度のフリーランを実施。参加者の皆様には、デサントの新作ランニングシューズ「DELTAPRO ELITE」または「DELTAPRO TEMPO」を試履きして走っていただきます。
DESCENTE RUNNING CLUB
DESCENTE RUNNING CLUB@デサントららぽーと豊洲が始動!この11月より、毎月デサントららぽーと豊洲店を拠点にランニングイベントを開催予定。デサント公式サイトにて随時告知をしていきます。

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