2020.06.01
スポーツメーカー「デサント」と電機メーカー「シャープ」がタッグを組んで生まれた技術の結晶!
マラソンや競歩の選考レースでトップアスリート9名が着用!
暑い夏でも頑張るランナーをサポートする”極秘”暑熱対策ギア!
シャープが開発した、冷たすぎず快適な温度を保つ「適温蓄冷材」と、デサントが開発した、ランナーが快適に装着できる「アタッチメント」の組み合わせにより、今回の企画が実現。
「コアクーラー」の共同開発に至りました。
「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で7名」の選手がウォーミングアップ時やレース中に使用。
「競歩の国際大会で2名」の選手が着用し、いずれの大会も好成績者が続出。
今まで、冷やす部位は「首」や「脇」、「鼠径部(そけいぶ)」が一般的だったが、新しく「手のひら」を「適温(12℃)」で冷やす暑さ対策をデサントとシャープから提案。
手のひらには体温を調整するAVA血管という特殊な血管があります。この血管を通る血液を冷やすことによって冷えた血液が体内を巡り、カラダの中心部の体温(深部体温)が下がることで暑熱対策となります。
従来では首や脇の下、鼠径部などを冷やすと良いとされていましたが、脳に近い部分を冷やすよりも脳から離れた手のひらを冷やすことが効果的と言われています。
氷や保冷剤だと、冷たすぎて血管が収縮してしまい、うまく血液が冷えず深部体温を下げることが出来ません。シャープが開発した適温蓄冷材では、冷たすぎずマイルドな冷却温度(12℃)によって、血管が収縮せず効率よく血液を冷やして深部体温を下げることが出来ます。
シャープが開発した適温蓄冷材は、ずっと皮膚にあてがっても冷たすぎて痛くなることがないので、冷却中も気持ちいい冷却が続いたまま深部体温を下げることが出来ます。
見た目は保冷剤や氷のようですが、氷のように冷え過ぎて痛みを感じるようなことなく、気持ちの良い快適な冷たさが体験できる全く新しい蓄冷材です。
DESCENTE STOREで商品を見る※アタッチメント及び適温蓄冷材はサンプルを使用しています
練習前(運動前)のプレクーリング(手のひらを適温で冷やす)をすることで暑熱対策ができ、ランニング(運動を)開始した後の深部体温の上昇を抑制し、ランニング開始後のパフォーマンスの維持が期待できる。
ランニング中(運動中)のクーリング(手のひらを適温で冷やす)により、暑熱対策ができランニング中(運動中)の深部体温の上昇を抑制し、ランニング開始後のパフォーマンスの維持が期待できる。
運動後のクーリング(手のひらを適温で冷やす)により、効率的に深部体温が下がり身体の負担をリカバリー。翌日もしっかりと練習に取り組めます。
また、休息時や就寝前などにもオススメです。
着用により適温蓄冷材が完全に溶けてしまっても、氷水で約1時間以上(冷凍庫で約2時間以上)で凍結するため何度でも使用することが可能です。
DESCENTE STOREで商品を見るTEKION LABは、ヒトやモノの幸せを“ 適温 TEKION ”という切り口で考える研究所。今回、このTEKION LABではシャープが液晶材料の研究で培った技術をベースに「特定の温度で蓄冷する」ことができる蓄冷材料を作ることができました。
暮らしの中の「ちょうど良い温度」、”適温(TEKION)”について研究し、いろいろな温度で融け始める「不思議なこおり」で、もっと快適な暮らしと笑顔あふれる適温体験を提案するべく取り組んでいます。
左のグラフは、暑熱環境下(気温36℃、湿度50%)において、12℃の蓄冷剤を用いて運動前に手のひらを冷却(プレクーリング)した場合と、冷却せずに運動を行った場合における、時間ごとの直腸温度推移(初期値からの差)を表せています。
測定結果の解析により、プレクーリングを実施したケース(グラフⒷ)では、実施していないケース(グラフⒶ)と比べて有意に深部体温(直腸温度)の上昇抑制効果が期待できることが実証されています。
ランナーやスポーツを楽しむ方はもちろんですが、お年寄りや子供、スポーツ観戦を楽しむ方に対しても、暑い夏を快適に過ごしていただくためデサントとシャープは「手のひら」を適温(12℃)で冷やす暑さ対策を提案していきます。