MOVESPORT magazine Anna Yamada – VOL.2

2023.05.23

肌触りが気持ち良く、
機能性にも優れた白シャツを
普段からガシガシ使いたい

“日常をもっとスポーツのように”。アスリートが勝負をするフィールドだけでなく、日常からパフォーマンスを高める、こだわりとテクノロジーを兼ね備えたプロダクトを発信する「MOVESPORT」が、次世代アイコンたちと創り上げるウェブマガジン。若手で最も注目を集める女優の一人、山田杏奈さんをゲストに迎えた後編。心地よい風を感じながら、しなやかに躍動する姿を、演技やプライベートを掘り下げたインタビューと共にお届けします。

Q11. 白シャツ×カーキパンツというvol.2のルックはいかがでしたか?

A11. この白シャツが、いい意味でスポーツブランドっぽくないテロッとした触り心地で、風になびくシルエットも綺麗でした。シャツって素材選びが難しいと思うのですが、何回か着て自分の体に馴染んできたような風合いが初めから感じられて気持ち良かったですね。それでいて、デサントさんのレーベルらしく機能性にも優れているから、おしゃれの新しい選択肢になると思いました。

Q12. 撮影でリバーサイドを歩いたり、走ったりして、機能性も実感されましたか?

A12. とても実感しましたね。割と外を駆け回ったのですが(笑)、ストレッチが効いている素材なので、とても動きやすかったです。フォーマルなイメージがあった白シャツを、カジュアルに着こなしたのも新鮮で、普段からタフにガンガン使えそうだから、自分でも欲しいと思いました。

Q13. 自分の好きなところを外見と内面とひとつずつ教えてください。

A13. 外見は耳ですね。耳が大きいと褒められるから好きです。
内面は、少しずつ人見知りを克服して、最近、自分から他人に興味を持って話しかけられるようになったところです。タクシーの運転手さんとお話しをするとか、ちょっとした時間でも、相手について知りたい、話したいと思うようになってきたのは、私の中でのいい変化だと思います。

Q14. 演じることの楽しさや魅力は?

A14. 自分の人生じゃないところで感情が生まれることですね。役柄と自分とは全く関わりがないですし、演じることは言ってしまえば嘘なんですが、そこで理屈では考えつかなかった感情が生まれるところが面白いと感じています。

Q15. 役作りで心掛けていることはありますか?

A15. 準備できることがあったら全部やる。当たり前ですが、台本に書いてあることが全てだったりするので…渡される情報はくまなく拾って、そこで自分ができる準備は怠らずにやろうと思っています。

Q16. 影響を受けた映画や作品は?

A16. 行定勲監督の映画『GO』。自分自身がちょうど反抗期で尖っている時期に観たからか、すごくハマって。「やってやるぜ!」と熱くなったのを覚えています。

Q17. 友達からはどんな人だと言われますか?

A17. 「芸能人っぽくなくて普通だね」と言われます。良いのか悪いのか分からないけど、私自身はそう言ってもらえて嬉しいですね。

Q18. 女優になっていなかったら、どんな仕事をしてみたい?

A18. 色々やりたいです。お酒を造る職人や唎酒師、料理人、バリスタ…家具や洋服も作ってみたいです。父が実家を設計していることもあって、一から何かを作る職人に惹かれるのかも。食とお酒は、単に、自分が好きなので楽しそうだなって(笑)。

Q19. この夏、プライベートで挑戦してみたいことは?

A19. 屋形船に乗ってみたいです。

Q20. 1週間、自由に使えるとしたら何をしたいですか?

A20. 1週間ということは7日間ですよね。実家への帰省と旅行で2日ずつ、残りの3日は家にいます。溜まっているドラマを観て、いつも通り過ごします。あと、片付けをちゃんとしたいですね(笑)。

PHOTOGRAPHS: MEISA FUJISHIRO
MOVIE: TSUYOSHI HASEGAWA
STYLING: SAORI UTSUMI
HAIR & MAKE-UP: FUMI SUGANAGA(Lila)
TEXT: KAORI SUTO

PROFILE

山田杏奈

2001年1月8日生まれ。子役や「ちゃおガール」の活動を経て、2013年に女優デビュー。2018年、映画『ミスミソウ』で初主演を務める。翌年、ヒロイン役で出演した映画『小さな恋のうた』にて高い演技力が評価され、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。18世紀の東北の村を舞台に、過酷な運命に翻弄されながらもたくましく生きる女性を演じる主演映画『山女』が6月30日より全国順次公開。
インスタグラム@anna_yamada_