2024.01.26
“日常をもっとスポーツのように”をテーマに掲げ、毎日をもっと自由にするスポーツウェアブランド「MOVESPORT」。次世代アイコンとともに“今”の空気感を伝えるウェブマガジンに登場してくれたのは、前回に引き続き坂東龍汰さん。6年ぶりに出演する舞台について、そして演じるということ、彼の仕事に対する想いを聞きました。
A1. フォルムがすごく素敵ですよね。シルエットが野暮ったくなくて、それでいて動きやすくて。今日は少し寒かったのですが、すごく暖かく撮影を終えることができました。軽いのに保温効果も高いなと感じたので、東京の冬ならこれで十分乗り切れそうですね。
A2. どうしてもお仕事の現場を移動することが多かったりするので、リラックスできるようにゆったりとしたシルエットの服が多くなっています。あとは動きやすさですね。「オシャレさ」も大事ですが、同じくらい着ていてストレスを感じないことも重要です。
A3. プライベートで始めることに関しては、気分転換の側面が大きいかもしれません。すごく気合いを入れてプロを目指す、ということもないですし。ただ役として新しいことにチャレンジするとなるとそうはいかなくて。決められた期限内に、求められるレベルまで到達するということが一番のモチベーションであり、プレッシャーでもあります。
A4. たしかにのめり込んでしまうタイプかもしれません。できるようになるのは楽しいですし、練習を積み重ねる過程でより細部に気がつけるようになることもあります。時間が許す限りはひとつひとつ丁寧に、突き詰めていきたいと思っています。
A5. ありきたりかもしれませんが、カメラマンの方が使っている機材を見て、どんな写真を撮ろうとしているのか、被写体としてどう動いて欲しいと思っているか、が想像しやすくなりました。
A6. すべての役が難しいです。観てくださるみなさんが「難しそう」と思われる役はもちろんですが、普通の高校生、普通の若者、そういう役もとても難しいんです。なので常に自分の中にきちんと「生活がある」ということは大事にしています。日常があり、友達がいて…、そういう自分は常に忘れたくないなと。
A7. 舞台は6年ぶりなのですが、その間たくさんの舞台を観にいく機会があって、そこには映像にはないライブ感だったり一体感、生でないと感じることのできない熱のようなものがありました。そういうものに触れて、「自分も早く舞台に立ちたい」と思っていたので、素直に「よし! 頑張るぞ」という気持ちが大きいですね。
A8. 目の前に観客のみなさんがいて、出演者のみなさんは百戦錬磨の方々ばかり。そんな環境で逃げずに戦えるのか!? という心配もあるのですが、レベルアップするためにも、楽しみながらやりたいなと思っています。
A9. お芝居をしていると、ごく稀にですが自分を捨ててその役の目線で世界を見つめられた、と思える瞬間があるんです。もちろん後から見返すと反省点ばかりなのですが、そのときが「毎日頑張ってきてよかった」と思える瞬間でもあり、自分を解き放っているのかな、と思います。
A10. そうですね…。大型バイクの免許を取ってみたいです。YouTubeで著名人の方が紹介されているのを見ていて、いますごく興味が湧いてきています。今すぐには難しいと思うのですが、少し仕事が落ち着いたらトライしてみたいな、と。叶うなら北海道までツーリングをしたいですね。ブーンと青森まで走って、フェリーで北海道に…。あくまで夢なので、じっくり考えます(笑)。
1997年生まれ。北海道出身。映画「春に散る」、「バカ塗りの娘」(ともに2023年公開)など話題作に続けて出演。待機作には、映画「一月の声に歓びを刻め」(2月9日公開)、主演舞台「う蝕」(2月10日~)、W主演ドラマ「RoOT / ルート」(テレビ東京4月スタート)がある。